高血圧と診断されなくても
いつまでも健康でいるために
定期健診や、血圧測定で高血圧と診断されなくても、気をつけなくてはいけない場合があります。
特に、ストレスを抱えている方やヘビースモーカーでの方は、診察の段階では血圧が低くても、ストレスやニコチンの影響で血圧が高い状態が続いている人がいます。
ですから、普段から自宅などでも定期的に血圧をチェックしておかないと、高血圧症を見逃して、症状を進行させてしまう可能性があるのです。
それと、普段の同じ条件で定期的に血圧を測定するように、血圧が高めと思ったら、栄養バランスの取れた食事や適度な運動、ストレスや急な温度変化に注意するなど健康的な生活を心がけていきましょう。
特にタバコに含まれるニコチンは、血圧を上げる作用を持つホルモンを副腎から分泌させてしまいますし、加えて血圧を上げる交感神経を刺激し、動脈硬化が一層進行させてしまいます。
またアルコールも、毎日のように飲むと血圧を上げてしまうコルチゾールやカテコールアミンなどのホルモン分泌が活発になるとされています。
しかし、アルコールは心筋梗塞や脳梗塞などの予防に効果がある事が確認されており、動脈硬化を遅らせるとも言われますから、適量を守って週に1度は休肝日を儲けるようにしてあげましょう。
それと、高血圧の原因は、はっきりしないケースが全体の9割を超えるとも言われていますから、血圧が高めの方は血圧を下げる効果が認められた、ペプチドやギャバ、杜仲葉配糖体などといった成分が含まれた健康食品などで、日頃から血圧が上がるのを予防しておくこともいいことでしょう。