高血圧の予防改善方法

高血圧は、様々な合併症を引き起こしてしまう怖い病気ですから、しっかり予防・改善に努めましょう
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高血圧症の症状


高血圧を見逃さないために

 高血圧の人に現れる症状には、頭痛・耳鳴り・めまいや肩こりなどがあり、人によっては不安感を感じたり、物忘れや手足が痺れるように感じるケースもあります。

 後は、高血圧になると心臓に大きな負担をかけるため、動悸・息切れなど、圧迫感を感じたり、締め付けられるような苦しさを感じる方おり、また腎臓への影響からタンパク尿や体がむくむなどの症状が現れる人もいます。

 ただ、これらの自覚症状は、病気がかなり進行しないと現れないのがほとんどで、肩こり・めまいといった症状は、疲れやストレスなどでもそのような症状があらわれてしまうため、非常に見逃しやすい病気なのです。

 予防法として最適なのは、やはり敵的に血圧のチェックをすることなのですが、血圧は1日の間でかなり変動しており、食事や入浴、運動などの条件や、起床時・就寝時でも違ってしまうので、できれば、毎日時間を決めて朝晩忘れずに測るようにしましょう。

 特に注意したいのが、昼間の血圧が正常でも、朝の血圧が特に高くなる「早朝高血圧

 早朝は、寝ている間働きが弱まっている交感神経が活性化しはじめ、血圧が急に上昇すします。

 脳卒中や心筋梗塞、狭心症など高血圧が引き起こす病気は、午前中に多く起こることが報告されていますので、朝の血圧管理はしっかり行なうようにしましょう。

 世界的にも日本人は塩分摂取量が高く、ヨーロッパと較べると日本人の塩分摂取量は2倍あります。

 30代以上艶麗では、男性の約半数、女性は4割が高血圧であるというデータもあるくらい、高血圧症は身近に潜む生活習慣病です。

 高血圧は塩分で確実に進行しますから、日頃の血圧チェックと減塩生活で高血圧症を予防・改善していきましょう。


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