高血圧の予防改善方法

高血圧は、様々な合併症を引き起こしてしまう怖い病気ですから、しっかり予防・改善に努めましょう
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高血圧の危険性


最も身近な生活習慣病

 生活習慣病の怖いところは、いくつも症状が重なって合併症を引き起こしてしまうところですが、その中でも高血圧症の患者はは約3000万人と推定され、日本人の4人に1人がこの病気にかかている計算になります。

 高血圧の基準は、測定した時の血圧が上が140以上または下が90以上の状態で、高血圧となってしまう原因は遺伝的要素やストレスなどいくつかありますが、沢山の要素が複雑に絡み合っているので、多くの方は原因不明とされます。

 ただ、両親が2人とも高血圧の場合、その子供が高血圧症となってしまう確率は1/2、片方の親のみでも1/3の確立で発症するといわれていますから、両親のどちらかが高血圧である場合には、特に注意が必要な病気です。

 高血圧が体にどのような影響を及ぼすかというと、血圧が高いと血管の内壁に当たる血液の速度が速くなり過度の刺激を与えてしまいます。

 すると血管は、刺激を受けても平気なように内壁を厚くして血液の流れる速さに対抗するのですが、この厚くなった内壁にコレステロールが付着したり酸化したりしてしまうと動脈硬化を引きこしてしまい、血液の巡りを悪くしたり血の固まりを溜まりやすくして血管を詰まらせてしまうのです。

 ですから、高血圧の人は、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの命に関わる重病が発症する確率が高まりますし、腎臓に悪影響を及ぼしてしまうので、その他多くの病気の原因ともなってしまうのです。


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